ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年11月 > AI条例の制定に向けた有識者会議の設置と意見募集手続きの実施 ~AIと行政の共存に向けた基本ルールづくりをめざします~
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記者資料提供(2023年11月24日)
神戸市企画調整局デジタル戦略部
神戸市では、ChatGPTをはじめとする生成AIについて、個人情報等の保護の観点から、全国に先駆けて条例の改正を実施しました。しかし、AIの技術は生成AIに限らず幅広い分野に活用されつつあり、神戸市の業務遂行にあたってもAIを活用した技術が導入される可能性があります。
神戸市では業務にAIを活用する際のリスクアセスメントの実施等を定めた「(仮称)神戸市におけるAIの活用等に関する条例」(以下「AI条例」という。)の制定を予定しており、この条例の制定を通じて、AIを安全かつ効果的に活用する社会の実現を目指します。
そこで、AI条例の制定に向けた有識者会議の設置及び意見募集手続きを実施します。
(仮称)神戸市におけるAIの活用等に関する条例
(2)条例の骨子
・基本指針の策定について
・リスクアセスメントの実施
・AIチャットボットについて
・市民・事業者のAI活用に向けた施策の実施
・学校教育における、AIを適正に活用するための教育の実施
・AI活用アドバイザーについて
(3)対象
神戸市及び市の業務を請負・受託する事業者
(市民や一般の事業者のAIの活用を制限するものではありません。)
(4)条例に関する意見募集の実施
条例の制定にあたって、市民・事業者からの意見募集を実施します。
【募集期間】2023年11月24日(金曜)~12月25日(月曜)
※意見提出等の詳細は「5.意見募集方法」のとおり
(1)有識者会議構成員(順不同)
生嶋 南(日本マイクロソフト株式会社 パブリックセクター事業本部/
公共・社会基盤統括本部/自治体営業本部
アカウントテクノロジーストラテジスト)
江間 有沙(東京大学国際高等研究所東京カレッジ 准教授)
※AI戦略会議 構成員
日本ディープラーニング協会 理事
柿沼 太一(弁護士/STORIA法律事務所 共同代表)
※日本ディープラーニング協会 理事
山田 大典(東京大学大学院情報学環・学際情報学府 特任研究員)
(株式会社 Michele Holdings 代表取締役)
※神戸スマートシティアドバイザー
吉永 隆之(一般社団法人Urban Innovation Japan 代表理事)
※元神戸市ITイノベーション専門官
(2)有識者会議の開催日程
第1回
日時:2023年11月30日(木曜)10時~
場所:市役所1号館24階1247会議室
第2回
日程:2024年1月上旬予定
(3)傍聴の定員
各回10名
(4)傍聴の手続き
当日の9時40分から9時55分まで、会場入口で先着順で受付いたします。
11月24日~ 市民意見募集
11月30日 第1回有識者会議
12月25日 市民意見募集締め切り
1月上旬 第2回有識者会議
2月上旬 2月議会において、条例案上程(予定)
(1)閲覧場所
市ホームページのほか、次の場所で閲覧できます。
(土曜、日曜、祝日を除く8時45分から17時30分までの間)
・神戸市企画調整局デジタル戦略部(市役所1号館11階)
・市政情報室(市役所1号館18階 市民情報サービス課内)
・各区役所地域協働課、北須磨支所、玉津支所
(2)意見提出方法
①郵送による提出(2023年12月25日(月曜)必着)
〒650-8570(宛先住所記入不要)
神戸市企画調整局デジタル戦略部 意見募集宛
②ファクシミリによる提出
(078)322-6199
神戸市企画調整局デジタル戦略部 意見募集宛
③電子メールによる提出
アドレス:ict_innovation@office.city.kobe.lg.jp
件名には「意見募集」と記載いただき、コンピューターウィルスへの感染防止のため、
添付ファイルは使用せず、メール本文にテキスト形式で入力してください。
④持参による提出
神戸市企画調整局デジタル戦略部(市役所1号館11階)
(土曜、日曜、祝日を除く8時45分~12時、13時~17時30分までの間)
⑤神戸市ホームページ(意見募集)上の意見送信フォームによる提出