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ふたば資源回収ステーションにて来場者の会話時間を計測する実証実験を行います

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記者資料提供(2024年6月3日)
環境局資源循環課
 神戸市では、質の高いリサイクルを目指してプラスチック資源を回収し、誰もが関わる「ごみ出し」をきっかけに地域交流が生まれる拠点として、資源回収ステーションの開設を進めています。
 この度、資源回収ステーションがもたらす社会的な好影響(社会的インパクト)の客観的な測定方法を確立するため、ふたば資源回収ステーションの来場者の会話時間と位置情報を計測します。

1.計測の概要

期間:2024年6月6日(木曜)から7月2日(火曜)まで
場所:ふたば学舎 エコエコひろば(ふたば資源回収ステーション)
 (長田区二葉町7丁目1-18)
時間:10時00分~12時00分、13時00分~17時00分(月曜・水曜休館)
実施主体:アミタホールディングス(株)

2.計測方法

・来場者に受付で首掛けストラップを付けたビーコン(右写真)を渡し、滞在中身につけてもらう。ビーコン
・来場者は、資源出しや来場者同士の会話など通常通り過ごしてもらう。
・配布したビーコンを資源回収ステーションに設置している受信機により、会話時間、位置情報を記録(会話内容は録音なし)。
・常駐している職員が利用者の会話の有無を目視で確認。
・ビーコンIDと利用者の年代、性別、居住エリアとを紐づけて、来場者の会話機会の発生頻度を測定。

3.今後の展望

 会話機会の発生頻度をリアルタイムで定量的に測定することで、資源回収ステーションの社会的インパクトの可視化ができ、設置によるウェルビーイングの効果を客観的に評価できる材料とします。
 なお、資源回収ステーションの社会的インパクト評価は、アミタホールディングス(株)が2023年8月に採択された内閣府の第3期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の取り組みテーマとしても位置付けられています。

4.お問い合わせ

アミタホールディングス(株) 山本 
電話:080-5403-9179 メール:t6710_ml@amita.co.jp

【参考】SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)

内閣府が科学技術イノベーション実現のために創設した国のプロジェクト。第3期SIP課題「サーキュラーエコノミーシステムの構築」の研究開発テーマの一つである「自治体協力回収プラスチックの分別・供給システムの確立」(採択事業者:アミタホールディングス株式会社)プログラムに資源回収ステーションを活用。