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第29回神戸ルミナリエ 検証チームよる検証結果の報告について

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記者資料提供(2024年6月7日)
神戸ルミナリエ組織委員会事務局(一般財団法人神戸観光局内)

2024年1月に実施した「第29回神戸ルミナリエ」では、震災30年の「第30回神戸ルミナリエ」が持続可能な新しいルミナリエとなるよう、様々な試みを行い実施しました。
第29回での試みの成果を検証し、新しいルミナリエへつなげるための検討を行うことを目的として設置された検証チームにおいて、このたび検証報告書が取りまとめられ、下記のとおり手交式を実施いたしました。

手交式の概要

1 日時 2024年6月7日(金曜)10時00分~10時15分
2 場所 神戸市役所1号館15階 第2応接室
3 出席者 神戸ルミナリエ検証チーム長 中内 仁
      神戸ルミナリエ組織委員会副会長・実行委員長 今西 正男

検証チーム報告書の概要

1 新たな試みの効果検証
第29回神戸ルミナリエで実施した新たな試み(①時期の変更、②回遊性の向上、③新たな楽しみ方の提供(一部有料化))に対してアンケート調査や人流調査等を行い、効果を検証した。

1月開催に変更したことにより、12月の繁忙期の混雑が緩和されるなど好評を得たとともに、単なるイルミネーションイベントではなく鎮魂と震災からの復興を目指すという神戸ルミナリエの開催意義を一定程度示すことができたと考えられる。また、会場を分散させたことで、人の流れに多様性が見られ、ルミナリエ後に三宮北側や南京町、ハーバーランドで買い物や飲食をする方が増え、神戸での滞在時間も伸び、回遊性も向上した。

2 今後に向けて
情報発信等に一部課題があるものの、「第29回神戸ルミナリエ」で実施した新たな試みは効果的で、「第30回神戸ルミナリエ」開催に向け、一定の方向性が示されたものと考えられる。

開催意義や精神性、ストーリー性を第30回を機に強力に伝え直し、他のイベントには決して見られない神戸ルミナリエの価値を再認識させることが重要である。