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委託先営業所バス運転士の不正硬貨払出窃取による被害届の提出

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記者資料提供(2024年4月30日)
交通局自動車部市バス運輸サービス課

 神戸市交通局が神姫バス(株)に管理を委託している落合営業所の運転士が料金箱より釣銭準備金を窃取していることが確認され、本日、被害届を提出しました。

◆概要◆

 2024年2月に報道された他公営バスでの運賃着服事案を受け、神戸市バスにおいても公金の取扱いに厳正を期する観点で、バス運転士が公金に接する可能性のあるバス料金箱硬貨手動払出操作のうち、不適切操作(回送中操作等)が疑われる実績(2023年12月~2024年2月)について4月8日に全営業所へ調査を行った。
 落合営業所において、調査対象の払出履歴16件の確認を行ったところ、10件が同一運転士の払出であったため、4月9日に当該営業所において、当該運転士に対し、10件の払出の確認と営業所に記録のある3月(5件)、4月(2件)の払出についても確認したところ、計12件(2023年12月~2024年2月の間10件、3月1件、4月1件)の払出について窃取を認めた。

◆被害届の提出◆

(1)提出日  2024年4月30日(火曜)
(2)提出先  須磨警察署
(3)被害額  350円(2件分)
  *被害届額は、ドライブレコーダーの記録により認定できた3月1件、4月1件。

◆事案発生後の対応◆

(1)調査の結果、本件以外に同一の運転士等が複数回払出操作を行った実績はありませんでした。
(2)4月24日、臨時の営業所長会を招集し、情報共有を図ると共に、市バス全職員に対し、改めて服務規律の徹底を図るよう周知しました。
(3)今回実施のバス料金箱硬貨手動払出の不適切操作に関する調査を、全営業所に対し継続実施します。