ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年9月 > 神戸市における廃食用油回収の取組拡大に向けた発表会の開催について

神戸市における廃食用油回収の取組拡大に向けた発表会の開催について

ここから本文です。

記者資料提供(2024年9月24日)
環境局脱炭素推進課
 神戸市では、2024年10月1日から、市内4か所(東灘区役所・兵庫区役所・須磨区役所・神戸空港)において、家庭から排出される廃食用油の回収実証を開始します。
 廃食用油は持続可能な航空燃料(以下、「SAF」)の原料の一つであり、特に家庭から排出される廃食用油回収の取組を拡大するため、2024年6月28日、「廃食用油回収促進に係る持続可能な社会の構築に向けた連携協定」を締結し、関係者と連携した廃食用油回収の取組を進めています。
 この度、取組の開始を記念し、関係者が一堂に会する普及啓発イベント「神戸市における廃食用油回収の取組拡大に向けた発表会」を開催します。奮って参加ください。

1.神戸市における廃食用油回収の取組拡大に向けた発表会について

(1)日時 
     2024年10月1日(火)16時30分~17時30分
(2)場所

   神戸空港 4階 展望デッキ(神戸市中央区神戸空港1)
(3)出席予定者(敬称略)
   ・日揮ホールディングス株式会社
     サステナビリティ協創ユニット プログラムマネージャー  西村 勇毅
   ・株式会社レボインターナショナル
     炭素源循環推進部 アドバイザー             豊崎 昌男
   ・NPO法人Blue Earth Project 代表             谷口 理
   ・関西エアポート神戸株式会社
     
執行役員 神戸空港本部長                   山本 雅章
   ・神戸市 環境局長                    柏木 和馬
(4)内容
   事業説明、松蔭高校Blue Earth Project代表生徒による油回収実演、質疑応答
(5)その他
   
・どなたでも参加可能です。

   ・取材希望については当日までに下記「3.連絡先」までお知らせください。
   ・報道機関の関係者様におかれましては、当日は記者証又は社名入りの腕章を着用いただきますようお願いします。

2.こうべ油回収チャレンジとは

 2024年10月1日から2026年3月31日までを実証期間と位置づけ、市内4か所に専用ボックスを設置し、廃食用油の回収実証を開始します。回収した油は、SAFやバイオディーゼルなどのサスティナブルな燃料へとリサイクルされる予定です。
 また、廃食用油の回収は、市民一人一人が気軽に脱炭素社会の実現に貢献できる活動であり、本市においては、この一連の取組について「こうべ油回収チャレンジ~Kobe FRY to FLY Project~」と呼ぶこととし、今後も市民への普及啓発を進めていきます。

※回収方法・場所等については以下ページをご覧ください。             
 https://www.city.kobe.lg.jp /a73498/energy/20240923.html



【廃食用油回収の取組イメージ】
safimage
【SAFの国産化について】
日揮ホールディングス、コスモ石油およびレボインターナショナルの3社は、2022年11月に国産SAFの製造事業会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立し、国内で発生する廃食用油のみを原料とした日本初となる年産約3万キロリットルの国産SAF製造を計画・推進しています。当該事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択を 受けた助成事業です。現在、コスモ石油堺製油所(大阪市堺市)内においてSAF製造装置の建設が進んでおり、2024年内に完工、2025年初頭に供給開始を見込んでいます。
safplant

3.連絡先

現地取材をご希望の方は、9月30日(月曜)17時までに、以下の項目を下記問い合わせ先までご連絡ください。
①社名・部署名 ②媒体名 ③取材者氏名 ④取材参加人数
⑤連絡先(TEL・MAIL) ⑥撮影(スチール撮影・ムービー撮影・撮影なし)

問合せ先:環境局脱炭素推進課
MAIL:energy▲office.city.kobe.lg.jp
※上記メールアドレスの「▲」を「@」に置き換えてください