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鳥刺しによる食中毒事件の発生

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記者資料提供(2024年5月2日)
健康局食品衛生課

概要

2024年4月25日(木曜)、グループ代表者より「4月18日(木曜)に「炭火焼 日本酒 バル からんと」を約20名で利用したところ、6名が下痢、腹痛、発熱の症状を呈している」との連絡が本市保健所東部衛生監視事務所に寄せられました。
同所の調査の結果、4月18日(木曜)に当該施設を利用した1グループ22名のうち8名が4月19日(金曜)より下痢、腹痛、発熱等の症状を呈していることが判明しました。
当該施設で提供された食事以外に共通食事がないこと、患者便5検体からカンピロバクターが検出されたこと、発症状況が類似しておりカンピロバクター食中毒の症例と一致すること並びに患者を診察した医師より食中毒の届出があったことから、神戸市保健所長は当該施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、当該施設に対して営業停止(5月2日(木曜)から5月4日(土曜)までの3日間)を命じました。
なお、患者は全員快方に向かっています。

「新鮮だから生でも安全」は間違いです!
鶏肉の生食や加熱不足は食中毒の原因となり危険です

原因施設

業種     飲食店営業
屋号     炭火焼 日本酒 バル からんと
       (すみびやき にほんしゅ ばる からんと)
営業者氏名  橋本 啓(はしもと けい)
営業所所在地 神戸市中央区小野柄通6丁目1-5

原因食事

4月18日(木曜)に原因施設で提供された鳥刺しを含む食事

病因物質

カンピロバクター

喫食日時

4月18日(木曜)18時30分

発症日時

4月19日(金曜)10時00分(初発患者)

主症状

下痢、腹痛、発熱

患者の状況

8名(男8名:20代~50代)
住所別:市内 計5名(東灘区:1名 兵庫区:1名 垂水区:1名 西区:2名)
    市外 計3名(広島県:1名 香川県:1名 愛媛県:1名)

喫食内容

地鶏のお造り4種盛り(ササミ、ムネ、ズリ、キモの鳥刺し)、鮮魚のカルパッチョサラダ、だし巻き、鶏肉の炭火焼き、チキン南蛮風唐揚げ、牛ロースの炭火焼、牛肉寿司、ケーキ