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在宅医療廃棄物の安全な処理のお願い

最終更新日:2021年12月28日

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在宅医療の普及に伴い、注射器、輸液バッグ等の廃棄物が一般家庭からも多く発生することになりました。在宅医療に伴い発生する廃棄物(以下「在宅医療廃棄物」)を誤った方法で廃棄すると、近隣の方々や市の収集作業員等に針刺しによる事故などが生じる可能性があります。
在宅医療廃棄物の適正処理を推進するために正しく排出してください。

主な在宅医療廃棄物の種類と排出方法

注射針、ペン型注射器・血糖値測定の針

排出方法

かかりつけの医療機関等(病院、診療所、薬局)へ返却してください。

主な注意点

  • かかりつけの医療機関等へ返却するまでの間、針はふた付きで密閉できる丈夫な専用容器に保管してください。
    (誤ってクリーンステーションに排出されると危険ですので、缶・びん・ペットボトルは容器として使用しないでください)

  • 容器には、危険であることを明示し、乳幼児・ペットなどが触れないところに保管してください。
  • 容器は一杯になるまで詰め込まないでください。
    (注射針が注射器から分離できないものは、針刺し事故の防止のため、かかりつけの医療機関等へご相談ください。)

輸液ライン

排出方法

輸液ラインは針部とライン部に切断し、針部は、かかりつけの医療機関等へ返却してください。
針のないライン部は、衛生上の観点から燃えるごみの日に出してください。

主な注意点

  • 針のないライン部は新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包してください。(絶対に針がついたまま出さないでください。)
  • 輸液バッグと輸液ライン部の接続部分は、分離せずに輸液バッグに刺したまま排出してください。
    (接続部の鋭利な部分が外部に露出しないように特に注意してください。)

カテーテル・チューブ類

例:間欠的自己導尿カテーテル、栄養注入カテーテル、気管切開チューブ、吸引用チューブ

排出方法

衛生上の観点から、燃えるごみの日に出してください。

主な注意点

  • 新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包してください。
  • 袋がやぶれないように、入れすぎに注意し、ポリ袋の口はしっかりと封じてください。

プラスチックバッグ類

例:輸液バッグ、CAPDバッグ、ストーマ袋

排出方法

衛生上の観点から、燃えるごみの日に出してください。

主な注意点

  • 輸液バッグ内の液やCAPD排液、ストーマ袋の汚物はトイレに流したのち、新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包してください。
  • 袋がやぶれないように、入れすぎに注意し、ポリ袋の口はしっかりと封じてください。
  • 輸液バッグと輸液ライン部の接続部分は、分離せずに輸液バッグに刺したまま排出してください。(接続部の鋭利な部分が外部に露出しないように特に注意してください。)

紙おむつ、ガーゼ、脱脂綿、プラスチック製手袋

排出方法

衛生上の観点から、燃えるごみの日に出してください。

主な注意点

  • 使用済み紙おむつは汚物をトイレに流したのち、新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包してください。
  • ガーゼ、脱脂綿、プラスチック製手袋等は新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包してください。
  • 袋がやぶれないように、入れすぎに注意し、ポリ袋の口はしっかりと封じてください。

ガラス製点滴ボトル

排出方法

燃えないごみの日に出してください。
(通常、資源利用できるものが少ないため)

主な注意点

ボトル内の液はトイレに流して空にし、新聞紙などでくるんだうえ、ポリ袋に2重に梱包し、袋には「キケン」と紙で貼ってください。

空き缶類

例:缶入りの経管栄養剤

排出方法

缶・びん・ペットボトルの日に出してください。

注意

  • 場合によっては他の人への感染のおそれのあるものもありますので、かかりつけの医療機関等によくご相談ください。
  • 医療機関等から排出される感染性廃棄物については、感染性廃棄物処理マニュアルに基づき、「特別管理産業廃棄物」として厳重に処理してください。
  • 医療機関等:病院、診療所(保健所、血液センターを含む)、衛生検査所、介護老人保健施設、助産所、動物の診療施設及び試験研究機関(医学、歯学、薬学、獣医学に係るものに限る)をいいます。

パンフレット

在宅医療廃棄物の安全な処理のお願いパンフレット(PDF:488KB)

お問い合わせ先

環境局業務課