最終更新日:2023年9月28日
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がんは、昭和56年より、国民の死亡原因の第1位であり、生涯のうちに約2人に1人はがんにかかると推計され、年間約37万人がこの病によって命を失っている「国民病」です。
本市においても、年間の死亡者数のうち、がんによる死亡者数は約3割を占めており、がんの予防対策並びにがん患者及び家族等の支援の充実を図るため、平成26年4月に「神戸市がん対策推進条例」を施行しました。
しかし、本市が実施しているがん検診の受診率はおおむね3割から4割と低く、がんの脅威、予防の重要性等に対する意識が市民に十分に浸透しているとは言い難い状態です。
がんおよび生活習慣病対策の更なる充実を図るため、がん及び生活習慣病対策における連携協定をを締結し、民間企業が有するノウハウやブランド力を活かし、市民にがんや生活習慣病の予防、早期発見および早期治療に係る意識の向上を図るとともに、患者家族および支援団体等の活動を支援していきます。
市民へ、がんや生活習慣病予防のための更なる知識の普及啓発を行なうため、広報活動や教材・資材の提供により健康教育を充実させます。
市民へ、検診(健診)受診行動を促すべく、広報啓発を行い、受診率を向上させるための取り組みを展開いたします。
がん患者・家族および支援団体の活動について広報啓発を行います。また、患者会・団体主催の講演会や研修会・イベントに関する後方支援を行います。
その他、がんおよび生活習慣病対策を推進するため、適宜協議を行いながら対応していきます。