河道計画

最終更新日:2023年12月14日

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4.河道計画
用語 ふりがな 意味
水位 すいい 河川の水面の高さのことです。
流量 りゅうりょう 単位時間内に流れに直角方向の断面を通過する流体の体積を表す値で単位は[立方メートル/s]です。
計画規模 けいかくきぼ 洪水に対する安全の度合いを表したものです。例えば、神戸市内の表六甲地域を流れる二級河川の計画規模は1/100で、おおむね100年に一度の割合で発生する洪水に耐えることを目標に整備されています。
基本高水 きほんたかみず 洪水を防ぐための計画で基準とする洪水のハイドログラフ(流量が時間的に変化する様子を表したグラフ)です。この基本高水は、人工的な施設で洪水調節が行われない状態、言い換えるなら流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量を表現しています。
計画高水位 けいかくこうすいい 河川の計画を立てる時の基本となる水位のことです。
計画高水流量 けいかくたかみずりゅうりょう 河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水を河道と各種洪水調節施設に合理的に配分した結果として求められる河道を流れる流量です。言い換えると、基本高水流量から各種洪水調節量を差し引いた流量です。
河川整備基本方針 かせんせいびきほんほうしん 河川計画の基本となるもので、水系ごとに治水・利水・環境の観点から将来の河川のあるべき姿や河川整備の方針を定めるものです。
河川整備計画 かせんせいびけいかく 今後20年から30年間の具体的な河川整備の目標及びその内容を定めた計画です。
総合治水対策 そうごうちすいたいさく 流域が都市化すると、降った雨が地中にしみ込みにくくなるため、雨がすぐ川に流れ出し洪水が起きます。この対策として流域内の河川・下水・都市計画等が一体となって対策することです。
流下能力 りゅうかのうりょく 河道で安全に水を流すことができる流量のことです。
内水氾濫 ないすいはんらん 市街地に降った雨が地表に溢れることです。
外水氾濫 がいすいはんらん 川の水が堤防を越えて溢れだすことです。

イラスト6

1.河川一般
2.河川構造物
3.水防
5.環境

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