2022年度指定管理者候補者の選定結果

最終更新日:2024年1月16日

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企画調整局では、企画調整局指定管理者選定評価委員会での審査を踏まえ、下記のとおりの指定管理者候補者を決定しました。
今後、市会での審議・議決を経て、指定管理者に指定されることとなります。

神戸臨床研修情報センター
(中央区港島南町1丁目5番地4)

選定した指定管理者候補者

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
代表者  理事長 本庶 佑
住 所  神戸市中央区港島南町六丁目3番地の7
     クリエイティブラボ神戸5階

指定期間

2023年4月1日から2028年3月31日まで

選定理由

神戸臨床研究情報センターは、医療又は健康の分野における基礎研究を臨床又は実用化へ橋渡しする研究(以下「橋渡し研究」という。)の推進に必要な情報基盤の構築及びこれに伴う研究を行い、もって市民の健康の増進及び産業の発展に寄与するため、設置された施設である。
「公益財団法人神戸医療産業都市推進機構」は、神戸医療産業都市の中核的支援機関として、橋渡し研究の推進等に取組み、国の「橋渡し研究」に関する事業を継続的に受託するなど、「橋渡し研究」に関して専門的かつ高度な技術を有する機関として評価され、国内アカデミアの拠点をサポートする責務を担ってきた、橋渡し研究支援を行う市内で唯一の機関である。また、第1期指定管理期間より継続して指定管理を実施しており、今後も安定した施設管理に期待できる。
市の「公の施設の指定管理者制度運用指針」においては、「専門的かつ高度な技術を有する者が客観的に特定される場合」については非公募選定をすることが可能であるとされており、これらのことから「公益財団法人神戸医療産業都市推進機構」を非公募により選定した。「申請者に関する項目」、「地域経済の活性化に関する項目」、「管理・運営上の基本方針」、「運営体制・組織」、「倫理面及び個人情報保護・情報セキュリティ等の安全面の確保に関する方針」、「収支計画」、「指定管理期間の長期化による取り組みについて」の各基準について審査を行った結果、これまで培ってきたノウハウを活かして独自性を発揮していくという神戸医療産業都市推進機構としての基本方針や考え方、個人情報等の取り扱いの方針などの点が選定評価委員に評価され、神戸医療産業都市推進機構を指定管理者候補者に決定した。

神戸市立丸山コミュニティ・センター
(長田区西丸山町1丁目7番5号)

選定した指定管理者候補者

丸山コミュニティ・センター管理運営協議会
代表者  会長 福井 和佳子
住 所  神戸市長田区西丸山町1丁目7番5号

指定期間

2023年4月1日から2028年3月31日まで

選定理由

神戸市立丸山コミュニティ・センターは、「神戸市立丸山コミュニティ・センター条例」により、市民の福祉の増進及び文化の向上をめざし、市民の連帯によるコミュニティの創造を図るため設置された施設であり、地域住民を中心に福祉、交流活動のほか、サークル活動やこどもの居場所づくり等の取組が積極的に行われている。
直近2年間の新型コロナウイルスの感染拡大による利用率減少に加え、施設の老朽化による修繕費への対応や社会情勢を踏まえた人件費の増額などの課題を抱えつつも、部屋を使わずとも気軽に利用できる居場所づくりとして地域の子どもたちへの部屋(講習室)の無料開放や、ロビーに自習スペースやウォータークーラーを設けるなど、利用者拡大に向けた工夫を行っている。
また、市内外へのPRをさらに推進し、さらなる利用者の拡大や収益確保を行う必要があるが、指定管理者評価委員会の意見を参考にSNS(インスタグラム)による情報発信などの新たな取組を開始するなど、改善の兆しも見えつつあり、今後も適切な運営が期待できる。
「公の施設の指定管理者制度の運営指針」においては、「地域に密着した施設で地域人材を活用する場合」については非公募選定をすることが可能とされており、これらのことから、引き続き地域人材の活用を目指すべく、地元住民を中心に組織される「丸山コミュニティ・センター運営管理協議会」を指定管理者候補者として選定した。

神戸市立ふたば学舎
(長田区二葉町7丁目1番18号)

選定した指定管理者候補者

特定非営利活動法人 ふたば
代表者 理事長 岡本 勝利
住 所 神戸市長田区二葉町8丁目4番8号

指定期間(予定)

2023年4月1日から2026年3月31日まで

選定理由

ふたば学舎は、「神戸市立ふたば学舎条例」により設置された、旧二葉小学校の校舎を転活用した施設である。指定管理者として選定した「特定非営利活動法人ふたば」は地域住民主体で設立された「旧二葉小学校の活用検討委員会」を母体に、地元自治会、婦人会、ふれあいのまちづくり協議会等の地域住民団体により構成されている。
「特定非営利活動法人ふたば」はふたば学舎の指定管理者として、平成22年11月のオープン以降、長年にわたり、市民の地域活動への参加支援を行うとともに、交流・学び、歴史、文化、ものづくり等を通じて地域活性化を担う人材の育成等、様々な事業を行ってきた。コロナ禍においても、全館利用可能な公衆Wi-Fiを整備したほか、オンライン配信なども活用し、市外の小中学生等に震災学習の場を提供するなどの工夫がみられ、利用者も増加傾向にある。
また、既存事業に満足することなく、新たに民間企業と連携した事業としてプログラミング教室の開催を検討するなど、利用率向上のための意欲が感じられ、今後も適切な運営が期待できる。
「公の施設の指定管理者制度の運営指針」においては、「地域に密着した施設で地域人材を活用する場合」については非公募選定をすることが可能とされており、これらのことから、引き続き地域人材の活用を目指すべく、地元住民を中心に組織される「特定非営利活動法人ふたば」を指定管理者候補者として選定した。

お問い合わせ先

企画調整局企画課