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最終更新日:2024年9月27日
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人口減少社会の進展および行政ニーズの多様化に伴い、今後、さらなる行政コストの増大が想定される中、限られた資源で行政サービスを維持、向上していくためには、広域連携を柔軟かつ積極的に進めていき、各自治体の資源を有効活用することが必要です。
神戸市の広域連携の取り組みを紹介します。
これまでも神戸市と兵庫県は協調に向けた取り組みを進めてきましたが、2014年の地方自治法の改正を受け、2016年から兵庫県・神戸市調整会議を開催しています。
神戸市および兵庫県の協調により、施策効果を高めることができる分野について、今後の県市の大きな方向性を協議、確認することを目的に実施しています。
近隣の7市1町(芦屋市、西宮市、宝塚市、三田市、三木市、稲美町、明石市、淡路市)と一緒になって、図書館の相互利用やのびのびパスポート、職員研修の相互参加など、圏域全体で魅力あふれる地域づくりを進めていくための活動をしています。
2014年の宮崎カーフェリー再就航を機に交流を進めてきた宮崎県と神戸市において、就航3周年の機会に、地域の活性化や市民サービスの充実につながる協働の取り組みをさらに推進するため、2017年9月に「宮崎県と神戸市の連携・協力の取組に関する協定」を締結し、順次取り組みを進めています。
大都市でありながら山・海・里山など多様な自然を有する神戸市と、豊かな自然に恵まれた田園文化都市である三田市が連携・協力し、里山等自然環境の保全と活用を進めて行くことを目的として、2018年3月に、「神戸市と三田市の里山等自然環境の保全及び活用に係る連携・協力に関する協定」を締結し、順次取り組みを進めています。
豊かな自然や観光資源・農水産物を有する淡路島の3市と神戸市が連携・協力し、圏域のPR、相互の交流人口の増加、産業・観光資源の活用などを図り、食と自然と人のかけはしを目指して、2019年10月に連携・協力に関する協定を締結し、順次取り組みを進めています。
また、各市の中学校・高等学校等に在学する生徒向けに「BOSAI CARD」を作成しています。阪神淡路大震災や2009年の豪雨災害の際に相互に支援を行うなど、これまでも区域を超えて交流を促進してきた佐用町と神戸市において、森林や農地の保全活用のノウハウの共有などを行うため、2021年7月に「神戸市と佐用町の連携・協力に関する協定」を締結し、順次取り組みを進めています。
「2025年大阪・関西万博」の開催や、神戸空港の国際化などにより、国内・海外からの交流人口の増加が見込まれます。神戸市、高松市、小豆島(土庄町、小豆島町)はフェリーによって結ばれており、航路がつなぐ人とモノの交流、特に観光誘客のさらなる促進を図るとともに、各市町が持つ資源や強みを活かして各市町の持続的な発展、そして瀬戸内エリアの活性化を一層推進するため、2023年2月に「神戸市、高松市、土庄町及び小豆島町の連携・協力に関する協定」を締結し、順次取り組みを進めています。
兵庫県下の29市で構成される兵庫県市長会の一員として、他市との連携協調に努めています。
全国の指定都市20市で連携し、地方分権改革の推進や、「特別市制度」の法制化を含む多様な大都市制度の実現に向けて取り組んでいます。
神戸市は2012年8月より関西広域連合に加入しています。防災や産業、観光をはじめとする広域的取組みに積極的に参画し、神戸市民の安全・安心の確保、経済の向上に努めるとともに、関西全体の発展に寄与していきます。