最終更新日:2024年6月18日
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このたび「灘の森テラス」をコンセプトに再整備されたJR灘駅南側駅前広場のオープニングアクトが開催されました。小雨が降る中での開会でしたが、市内の芸術関係者や灘区の地域の方々が出席されていました。
このイベントは、若手芸術家7名の方が制作したアート作品がJR灘駅南側駅場広場に設置完了したことを祝してのものです。関係者の方々によると、今回は一般的に行われる芸術関係団体や行政主催のイベントではなく、アート作品の作者の方々が自ら主催者になっており、これまでにあまりなかった形のイベントとのことです。
そうしたこともあって、当日は、作者お一人お一人がそれぞれの作品の狙いや思いを熱心にお話されていました。設置されている作品すべてが個性的ですが、夜にライトアップすると印象が変わるものや、また、子ども達にも親しみやすい内容の作品もありました。
灘区では、以前からHAT神戸から摩耶山を結ぶ文化・教育・スポーツ施設が集積する南北地域を「灘文化軸」と位置づけ、地域の方々と共に活性化に取り組んできました。また、約15年前に兵庫県立美術館からのご提案を受けて、兵庫県立美術館から神戸市立王子動物園までの南北約1.2kmの道を「ミュージアムロード」という愛称で呼び、地域や各団体のご協力のもとで「芸術・文化の薫るまち」の取り組みが進められてきています。
アート作品を展示しているJR灘駅南側駅前広場は、その「灘文化軸」、「ミュージアムロード」のなかにあります。JR灘駅につきましては、1日に換算すると約1万5,000人以上の方が毎日乗車されており灘区の主要ターミナルのひとつですので、駅を利用する多くの方にアートを身近に感じてもらえればと思います。
灘区役所では、今年度もこの「灘の森テラス」をはじめ「ミュージアムロード」周辺地域にある様々な地域の資源を活用し、「芸術・文化の薫る灘のまち」として賑わいを創出する地域の活動に対して支援を行っているところです。今後とも様々な方法で一層の地域の魅力発信できればと思います。
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