神戸市は平坦地が少ないという地形上の制約から、昔から多くの埋立て事業が行われ、戦後は特に神戸港の整備と都市開発という観点から、大規模な埋立て事業を行ってきた。第1期埋立事業として、神戸港の東西に埋立て地を造成し、工場用地を生み出すとともに、港湾施設を拡充し、公園、下水処理場、環境工場等の都市環境整備のための用地を造成してきた。さらに、第2期埋立事業として、ポートアイランド、六甲アイランド等の建設を進め、神戸港の貨物量増大と輸送技術の革新に対応した「新しい港湾機能」と、国際的な情報・文化の交流拠点となる「新しい都市空間」を持ち、市民生活と港が一体となった「海上文化都市」を創造した。
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ポートアイランド (令和3年)