区内の地域防災力の強化と防災意識の高揚を図るため、1月13日(土曜)に泉台小学校にて泉台防災福祉コミュニティと北区役所による合同の防災訓練を実施しました。昨年度は雨天のため中止でしたが、今年度は天気に恵まれ、泉台や杉尾台から300名を超える大勢の参加者が集まりました。
今回は地震の発生を想定した訓練となっており、参加者が実際に自宅から小学校まで避難するところから始まりました。その後、各ブロックに分かれて訓練を行いました。「消火器を使った消火訓練」、「AEDを使った心肺蘇生」、「担架及び毛布の簡易担架での負傷者の搬送」、「車イスの搬送訓練」、「避難所の初期運営」など、災害時に備えた訓練体験を行いました。参加者からは、「実際に自分の目で見て体験しないとわからないことも多かったので参加してよかった」などの声もあり、訓練の意義を改めて確認することができました。
上記訓練の他にも、左義長や炊き出し、消防音楽隊による演奏などがあり、盛大な防災訓練となりました。
1月1日の能登半島地震では大きな被害が発生し、被災地では大変な状況が続いています。このような災害はいつどこで発生するかわかりません。
区役所においては、今回のような防災訓練等を通して平時から関係機関や地域との連携、防災力の強化に取り組み、災害時に備えた体制づくりを進めていきます。
※参加団体
泉台防災福祉コミュニティ、泉台ふれあいのまちづくり協議会、泉台自治連合協議会、泉台婦人会、泉台小学校保護者会、泉台青少年育成協議会、泉台地区民生委員児童委員協議会、泉台小学校、すずらんコミュニティーガーデン、北区自立支援協議会、泉台少年野球部、神戸市北消防署、神戸北警察署、北区役所・北神区役所