福祉乗車証(福祉パス)は、市内在住の障害のある方などが、各交通事業者(鉄道、バス等)の市内を運行する路線を無料で乗車できる交通カードです。
障害の程度により、1枚、もしくは2枚(1枚は介護者用)をお渡しします。
小学生以下の方には、有効期限が1年間の磁気カードをお渡しします。
それ以外の方には、有効期限が約10年間のICカードをお渡しします。
福祉パスには、カードの名義人が単独で利用できる「単独乗車証」と、介護のために同乗される方1名と利用できる「介護付乗車証・介護者用通行証」があります。
それぞれの対象者は以下のとおりです。
単独乗車証
下記のいずれかを満たす方
- 第1種を除く身体障害者1級~4級の方
- 精神障害者2・3級の方
- 原爆被害者の方
- 戦傷病者の方
- 中国残留邦人等世帯の方
- 中国残留邦人等高齢者の方
介護付乗車証・介護者用通行証
下記のいずれかを満たす方
- 第1種身体障害者の方
- 知的障害者の方
- 精神障害者1級の方
市内を運行する下記の交通機関を無料で利用できます。
ただし、一部利用できない区間があります。詳細は、福祉パス交付時にお渡しするポケットガイド等で確認してください。
バス
神戸市バス、神姫バス(シティーループを除く)、神姫ゾーンバス、山陽バス、神鉄バス、阪神バス、阪急バス、地域コミュニティ交通
地域コミュニティ交通での福祉パス使用方法等
鉄道
神戸市営地下鉄、ポートライナー、六甲ライナー
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資格証明書(下記)を持って区役所・支所(居住地の区役所保健福祉部)に行く。
※代理人の方が行かれる場合は、代理人の本人確認書類も必要です。
※北区、西区の出張所では申請できません。
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福祉乗車証交付申請書に必要事項を記入して提出する。
※福祉パスの作成に4週間から6週間かかります。
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福祉パスを受け取る。
※受取場所は、自宅と区役所のどちらかを選ぶことができます。
- 身体障害者(1級~4級)の方:身体障害者手帳
- 知的障害者の方:療育手帳
- 精神障害者の方:精神障害者保健福祉手帳
- 原爆被爆者の方:被爆者健康手帳
- 戦傷病者の方:戦傷病者手帳
- 中国残留邦人等支援給付世帯の方:中国残留邦人等支援給付受給者本人確認証
福祉パス対象区間については、無料で利用できます。
- 福祉パス(ICカード)は、約10年間利用できます。
- 福祉パス小児用(磁気カード)は約1年間(本年4月1日から翌年4月末まで)利用できます。
- 福祉パスの交付資格がなくなった場合(手帳の期限切れ、市外へ転出する場合等)は、速やかにお住まいの区役所に返却してください。
- 有効期限は券面に記載しています。
単独乗車証(桃色)の使用方法
- カード名義人のみ使用可能です
- 乗車時と降車時に、福祉パスをICカード読み取り部に1秒程度タッチしてください。
介護付乗車証(水色)・介護者用通行証(白色)の使用方法
- 介護付乗車証(水色)は、カード名義人のみ使用可能です
- 介護者用通行証(白色)は、カード名義人の介護のために同乗する方1名のみ使用可能です。
- 乗車時と降車時に、カード名義人と介護者がそれぞれ、福祉パスをICカード読み取り部に1秒程度タッチしてください。
- 介護する方が、単独で介護者用通行証(白色)を使用することはできません。単独で使用した場合は不正使用となり、カードの利用停止処理を行います。また、交通事業者の規定により普通運賃および割増運賃を徴収される場合があります。
使用上の注意
- ICカードを正しく読み取れない場合は、普通運賃での利用となりますのでご注意ください。
- ICカードを改札機の磁気カード投入口に入れないでください。改札機の故障やICカードが破損することがあります。
単独乗車証(磁気カード)の使用方法
バス
- カード名義人のみ使用可能です
- 降車時に、磁気カードの表面(氏名記載側)を乗務員(運転士)に見せてください。
- 福祉パス磁気カードが利用できる区間を越えて乗車する場合、乗車時に整理券を取り(始発除く)、降車時に福祉パス磁気カードと整理券を乗務員に提示して、乗り越された区間に対応する運賃を支払ってください。
鉄道
- カード名義人のみ使用可能です
- 乗車時と降車時に、自動改札機に磁気カードを通してください。
介護付乗車証・介護者用通行証(磁気カード)の使用方法
バス
- 介護付乗車証は、カード名義人のみ使用可能です
- 介護者用通行証は、カード名義人の介護のために同乗する方1名のみ使用可能です。
- 降車時に、介護付通行証(「介」表示分)の表面(氏名記載側)を乗務員(運転士)に見せる。
- 福祉パス磁気カードが利用できる区間を越えて乗車する場合、乗車時に整理券を取り(始発除く)、降車時に福祉パス磁気カードと整理券を乗務員に提示して、乗り越された区間に対応する運賃を支払ってください。
- 介護する方が、単独で介護者用通行証(「添」表示分)を使用することはできません。単独で使用した場合は不正使用となり、カードの利用停止処理を行います。また、交通事業者の規定により普通運賃および割増運賃を徴収される場合があります。
鉄道
- 介護付乗車証は、カード名義人のみ使用可能です
- 介護者用通行証は、カード名義人の介護のために同乗する方1名のみ使用可能です。
- 乗車時と降車時に、カード名義人と介護者がそれぞれ自動改札機に磁気カードを通してください。
- 介護する方が、単独で介護者用通行証(「添」表示分)を使用することはできません。単独で使用した場合は不正使用となり、カードの利用停止処理を行います。また、交通事業者の規定により普通運賃および割増運賃を徴収される場合があります。
福祉パス(ICカード)の更新
福祉パス(ICカード)には有効期限があります(約10年間)。引き続き福祉パスを利用する場合は、更新の手続きが必要です。
有効期限の3か月前までに更新申請書が自宅に届きますので、必要事項を記入して返信用封筒で返送、または申請書に印字されている二次元コードから電子申請により更新手続きを行ってください。
更新申請書は、区役所の福祉パス窓口に申請いただいている住所に発送します。(※福祉パス窓口は、住民票を提出する窓口とは異なりますのでご注意ください。)
福祉乗車証(IC)の更新に関するよくある質問(PDF:233KB)
更新に関する問合せ先
神戸市行政事務コールセンター(8時45分~17時30分、土日祝・年末年始除く)
(電話)078-291-5952
(FAX)078-291-5953
(E-mail)pwd-kobe_gyosei_call@persol.co.jp