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最終更新日:2024年11月7日
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保健医療計画は、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を構築し、医療に対する安心及び信頼の確保を図るため、医療法に基づき策定するものです。
兵庫県において、2024度から2029年度までの6年間を計画期間とする保健医療計画の改定が行われ、これに合わせ、兵庫県保健医療計画(神戸圏域)についても改定を行っています。
県、市、保健・医療・福祉の関係機関・団体等が一体となり、市民の皆さまが将来にわたり安全で質の高い医療を安心して受けることができるよう、本計画を推進していきます。
兵庫県保健医療計画
病院 ( )は人口10万人対数 |
一般診療所 ( )は人口10万人対数 |
歯科診療所 | |||
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総数 | 有床 | 無床 | |||
神戸 | 110(7.3) | 1,645(108.9) | 49 | 1,596 | 930 |
兵庫県 | 347(6.4) | 5,218(96.6) | 172 | 5,046 | 2,960 |
出典:医療施設調査(厚生労働省)
病院 | 一般診療所 | 精神 | 結核 | 感染症 | |||||
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総数 | 一般 | 療養 | 総数 | 一般 | 療養 | ||||
神戸 | 15,125 | 12,252 | 2,773 | 167 | 123 | 44 | 3,539 | 50 | 10 |
出典:兵庫県病院名簿(兵庫県医務課)
厚生労働省の「医療情報ネット(ナビィ)」では神戸市を含む全国の医療機関等の情報を検索できます。三田市民病院は、市民病院の継続的な経営に関する審議会(2019年2月)から、一般会計繰入金の水準が、同様の医療機能の病院に比して著しく高い経営状況から早期に脱却するために収益性の向上が必要となり、それらを実現するため経営形態の再検討が必要であるとし「地方独立行政法人(非公務員型)、または指定管理者制度のいずれかの経営形態が望ましい」の答申がありました。
また、2019年11月に済生会兵庫県病院と三田市民病院が、北神地域及び三田地域の急性期医療の連携のあり方を検討し、持続可能な急性期医療の堅持・充実を図ることを目的に「北神・三田急性期医療連携会議」を設置することとしました。神戸市は、北神地域の急性期医療・救急医療を確保する観点から、済生会兵庫県病院の要請に基づき、参画しました。同会議において、両病院には「医師の確保」、「施設等の老朽化」及び「厳しい財政状況等」についての共通課題があるとし、その課題を解決するための連携方策について検討を行ってきました。
そのような中、2020年12月の第4回連携会議において、済生会兵庫県病院より、「単独では将来的に地域の基幹病院として急性期医療を維持・継続していくことは困難。」との報告がありました。
連携会議の報告を受けて、2021年6月に北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会を設置し、5回の検討の結果、北神・三田地域において、必要な急性期医療を将来にわたって提供していくためには、「三田市民病院と済生会兵庫県病院の再編統合が最も望ましい。」、「その際には、現在の利用者にとって交通アクセスの利便性に変化が生じるため、両病院の中間地点が望ましい。」との報告があり、その報告を踏まえて、三田市・神戸市・済生会兵庫県病院の三者で協議を行った結果、三田市民病院と済生会兵庫県病院が再編統合して新病院を整備することにより、北神・三田地域の急性期医療の充実を目指すこととし、2023年3月31日に、三田市民病院を加えた4者で、新統合病院の整備に向けての協議を円滑に進めていくために、必要な基本的事項を定めた基本協定を締結しました。
2023年7月の三田市長選後、両病院の再編統合の取組みが滞っていましたが、三田市より再編統合に向けた取り組みの再開の要請があり、基本協定を締結した4者で、基本協定書の内容に変更がないことを文書で確認し、両病院の再編統合に向けた取組みを再開しました。
・これまでの主な経緯三田市との連携による用地取得事務の実施
三田市は、事業者等に対する市場調査を行った結果、施工期間や応札の見込み、建設費など総事業費の高騰を踏まえ、スケジュールや整備費を整理し、2025年2月に基本計画を公表する予定です。
2024年度:用地測量調査等、基本計画策定
2025年度~2026年度:事業認定、用地確保、設計
2026年度~2028年度:造成、建設工事、新病院開院
垂水区内に産科・小児科病床を持つ病院がなかったことから、垂水養護学校・垂水体育館用地において、産科・小児科救急を含む急性期医療を担う中核的医療機関の整備事業者を募集し、2020年10月16日に整備事業者を神戸徳洲会病院に決定しました。
新しい病院整備事業計画については、下記ファイルを参照ください。