アルコールの適量

最終更新日:2024年2月2日

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生活習慣病のリスク

1日あたりの平均純アルコール摂取量が、男性の場合は40グラム以上、女性の場合は20グラムになると、生活習慣病のリスクが高まります。
飲酒量を減らした分だけ血圧が低下するという報告があります。
また、飲酒量を減らすとさまざまな病気の発症リスクや死亡リスクの上昇を抑えることができます。

女性は、アルコール分解(代謝)酵素の働きが男性より弱い、体内の水分量が男性より少ない、女性ホルモンによるアルコールの影響を受けやすいという理由から、少量の飲酒でも、注意が必要です。

アルコール20グラムとは

種類 度数 純アルコール20グラム分の量
ビール 5% 500ミリリットル
缶チューハイ 7% 350ミリリットル
ワイン 14% 180ミリリットル
日本酒 15% 180ミリリットル
焼酎 25% 110ミリリットル
ウィスキー 43% 60ミリリットル

アルコール摂取量の計算

純アルコール(グラム)=お酒の量(ミリリットル)×(アルコール度数(%)÷100)×0.8
例:アルコール度数5%のビール350ミリリットルを飲んだ場合
350×(5÷100)×0.8=14グラム

参考 詳しい解説

厚生労働省が、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」について、男女別にわかりやすく解説した健康づくり支援ツールを作成しています。4万人のアンケート調査から得られた日常生活における飲酒の動機や背景などの具体例を活用することにより、より個人に合った飲酒習慣の見直しが期待できます。
e健康づくりネット「アルコール(女性編)」
e健康づくりネット「アルコール(男性編)」

お問い合わせ先

健康局保健所保健課