大邱は韓半島の南東部に位置する盆地都市であり、韓国の歴史・政治・経済・文化の中心都市のひとつです。
特徴
- 歴史的には、朝鮮時代に慶尚道の行政・産業・軍務を総括する慶尚監営が設置され、嶺南地域の中心地となりました。大邱の4大市民精神である国債報償運動、護国精神、2·28民主運動、セマウル運動は国が困難に直面するたびに重要な役割を果たしてきており、近代の大邱は繊維産業の発展を通じて韓国型産業革命を牽引しました。
- 伝統主要産業には繊維、機械金属、自動車部品などがあり、最近は未来主力産業として水、医療、未来型自動車、ロボット、エネルギー、スマートシティ産業の育成にも力を入れています。
- また、近代には文化芸術の中心地として成長し、今もミュージカルフェスティバル、オペラフェスティバルなど365日、毎日のように様々な文化芸術公演とフェスティバルが開かれる文化芸術都市です。2017年にはユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野での加盟が認定されました。
- 350年以上の歴史の持つ薬令市、朝鮮時代3大市場のひとつである西門市場、八公山の桐華寺とカッパウィ、2019年ユネスコ世界文化遺産に登録された道東書院、近代の歴史がそのまま残されている近代路地など観光資源も多彩です。
アクセス
- 関西国際空港から大邱国際空港まで約1時間半(直行便)。
- 市中心地へは大邱国際空港からバスで約20分。