予防業務（火災を防ぐ）

予防業務とは

市民の命や財産を守るため、火災を発生させない、火災による被害を拡大させないための業務です。

予防広報

火災予防運動や防災学習などを通じて、まちの人に対し火災予防や防災の知識・情報を広く伝えることで、災害を未然に防ぐ仕事です。インターネット上での動画配信、ポスター掲示などによる啓発活動も行います。
このほか、神戸市消防音楽隊は防災イベントなどで演奏を行い、火災予防の呼びかけを行います。

地域防災

阪神・淡路大震災の教訓から組織された「防災福祉コミュニティ」（自主防災組織）に対し、訓練指導や応急手当講習などを行い、「地域の安全は地域で守る」ための支援を行う仕事です。

火災調査・研究

火災が起こった現場で、火災の原因や火災による損害の調査を行う仕事です。火災の原因を調査し、メカニズムを研究して、これまでにない原因で火災が発生したことが分かったときには、広く広報を行うことで未来の火災を予防することができます。

防火査察

建物に設置されている消防用設備（消火器や誘導灯など）の設置・維持管理が適切に行われているか立入検査などを行う仕事です。消防法に適合していない場合には、違反処理を行います。
建物の安全を確保することで火災による被害を防ぎます。

設備指導

新しく建築される建物の構造や消防用設備が、法令どおりに設計、設置されてるか確認し指導を行う仕事です。また、行政機関が最終的な建築許可を行う際に、防火分野の専門家として同意（消防同意といいます）を行っています。

危険物保安

消防危険物（アルコール、ガソリンなど）や火薬類、液化石油ガス、高圧ガスを取り扱う施設において、設備や取り扱いが適切に行われるように査察や指導、許認可を行う仕事です。

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