防火戸とは?
「防火戸」あるいは「防火扉」を知っていますか?
また、建物のどこに「防火戸」があるのかを知っていますか?
「防火戸」は、火災のときに、煙や炎の拡がりを最低限に留め、避難するための通路を確保する、施設を訪れるお客さまや従業員の方など、建物を利用する全ての人の命を守る大切な扉です。
過去には、この「防火戸」が正しく働かなかったために、多くの人命を失う火災が発生しています。
「防火戸」が正しく働かないと
防火戸があっても、きちんと閉まらないと、煙や炎の拡大を防ぐことができません。
防火戸の近くに物を置きっぱなしにしたり、ドアストッパーなどで開けっぱなしにしてしまうと、火災が発生した時に、煙がどんどん拡がり、人命にかかわる大きな災害になる可能性があります。
「防火戸」には2種類あります
常時(じょうじ)閉鎖式防火戸
常時(=常に)閉まっている。普段も火災の時も閉まっていて、通行時のみ開ける扉のこと。
随時(ずいじ)閉鎖式防火戸
随時(=その時々)閉まる。普段は開いていて、火災時に発生する煙や熱を感知して閉まる扉のこと。
防火戸ステッカー
神戸市では、「防火戸」の役割とその場所を、建物を利用される方におしらせし、火災から人命を守るため、防火戸に貼り付けるステッカーを配布しております。
扉の見やすい場所に貼ってご利用ください。
ステッカー申し込み
ご希望の方には、ステッカーを配布(郵送)いたします。
下記の申し込みフォームよりお申込みください。概ね1週間程度で、普通郵便にて発送します。
ステッカーの画像・パンフレットのダウンロード
ステッカーの画像とパンフレットは、ダウンロードしてご自由にお使いいただけます。
印刷して防火戸に掲示したり、注意喚起のための資料に使用したり、ぜひご活用ください。
ステッカーの紹介動画
防火戸の役割や防火戸ステッカーについて、動画でご紹介しています。