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最終更新日:2023年9月12日
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2014年10月27日の市会本会議において、「神戸灘の酒による乾杯を推進する条例」が可決され、11月1日に施行されました。
神戸市は、日本一の生産量を誇る灘五郷のうち、西郷・御影郷・魚崎郷を有する日本屈指の酒どころです。
この条例は、灘の酒を通じて、日本の伝統文化を守り、将来に継承していくということを目的としています。
「乾杯」という身近な習慣をきっかけにして、広く市民の皆様に地元の灘の酒造りの伝統について、理解を深めていただければと思います。
神戸市は,日本一の生産量を誇る灘の酒を有する日本屈指の酒どころであります。灘の酒の歴史は遠く室町時代に遡り,日本の伝統産業として,また地域に欠かせない地場産業として,市民の生活と結びつき市民の誇りとなっています。このような伝統のある灘の酒を抱く神戸市は,灘の酒造りの伝統を守り,日本酒を通して日本の文化を世界に発信するとともに将来に引き継いでいく責務があります。
ここに,市は,灘の酒に関わる事業者(以下「事業者」という。)及び市民と一体となって灘の酒を盛り立てていくことを決意し,この条例を制定します。
第1条 この条例は,灘の酒による乾杯を推進することにより,日本文化に対する理解を深めるとともに,郷土への誇りの醸成に資することを目的とする。
第2条 市及び事業者は,灘の酒による乾杯を推進するよう努めるものとする。
第3条 市及び事業者は,灘の酒による乾杯を推進するに当たっては,市民の自発的な意思を尊重し,その理解と協力を得て行うものとする。
第4条 市及び事業者は,神戸市においてはワイン,ビールその他の灘の酒以外の酒(以下「他の神戸の酒」という。)の生産も行われていることから,灘の酒による乾杯を推進するに当たっては,他の神戸の酒について配慮するよう努めるものとする。
この条例は,2014年11月1日から施行する。