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危機管理監から市民のみなさまへ

最終更新日:2024年9月6日

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危機管理監 筒井 勇雄(つつい いさお)

大規模災害から地域の防犯まで、安全・安心を守る

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(市役所4号館(危機管理センター)1階の防災展示室にて)

入庁からの経歴はこちら

災害に備え、危機管理に万全を期す

1988年の入庁以来、区役所をはじめ、介護、子育て、教育、交通、DXなど幅広い分野で仕事をしてきました。これまでの経験も活用しながら、2022年から危機管理監を務めています。
日々、緊張感を持ちながらも、危機管理室の職員とワンチームとなって、明るくオープンに仕事を進めるよう心掛けています。

危機管理室の一番の役割は、災害から市民の命と暮らしを守ることです。台風や集中豪雨による土砂災害や河川の氾濫、「南海トラフ巨大地震」などの自然災害に備え、神戸市危機管理センターで24時間365日監視し、危険が迫った際には、市民のみなさまへ避難を促す「避難情報」を出します。

このほか、市民生活に欠かせない病院、交通、水道などの重要インフラをサイバー攻撃から守るため、各システムのセキュリティ対策を強化しています。また、テロや外国からの武力攻撃などに備えて、訓練や緊急一時避難施設の指定などにも取り組んでいます。

さらに、女性や子どもに対する犯罪防止のために、「神戸市カメラ 見る&守る」を2024年度から3年間で2,500台増設し、手口が巧妙化している高齢者の特殊詐欺被害の防止対策には、「特殊詐欺対策機能付き電話機」の購入費補助を実施しています。さらに、小学生への交通安全教室の実施、街頭での交通安全運動など、警察や地域と一緒に交通事故防止にも取り組んでいます。

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(2023年7月19日 神戸市電気設備協力会 出動訓練)

能登半島地震の被災地への支援と震災30年に向けて

阪神・淡路大震災を経験し、内外から多くの温かい支援を受けて復興を果たした神戸市として、2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災地に寄り添いながら息長く支援を続けていきます。また、2025年1月の震災30年を機に、震災の経験や教訓を次世代に継承する取り組みも積極的に進めていきます。

日頃からの備えを

自然災害は、いつやってくるかわかりませんが、あらかじめ備えておくことで被害を最小限に抑えることができます。市民のみなさまには、毎年6月頃にご家庭にお配りする「くらしの防災ガイド」をぜひご覧いただき、避難場所の確認や家具の転倒防止、非常持ち出し品の準備など、普段から備え、イザという時には的確に行動するようお願いします。

休日はなるべく歩くように

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(六甲高山植園に咲くニッコウキスゲ)

私は職務上あまり遠出ができませんので、休日は神戸港周辺でのウォーキングや、たまに六甲山に登るなどなるべく歩いてリフレッシュするように心がけています。このほか、読書とテレビ、少々のお酒で英気を養っています。

お問い合わせ先

行財政局人事課