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最終更新日:2023年2月10日
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「トアロード」とは、大丸神戸店の北東側から北野町の神戸外国倶楽部まで、南北にのびる坂道のことです。明治5年(1877)、兵庫県は山手方面を整備するための道路工事を行いました。その時開設された道の1つで、海岸通の居留地と山手の住宅地を結び、もともとは「三宮筋」と呼ばれていました。
明治40年(1907)、三宮筋の山手つきあたりに「TOR・HOTEL(トアホテル)」が開業し、トアホテルへ続く道ということで、いつしか「トアロード」と呼ばれるようになりました。
戦時中は「東亜道路」と呼ばれ、終戦直後には進駐軍の専用道路に指定され、トラックやジープの往来が激しい時もありました。