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こうべキッズ百科:交通(空港)

最終更新日:2020年7月16日

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神戸空港(こうべくうこう)

神戸空港(こうべくうこう)ができてから現在まで

1990年(ねん)(平成(へいせい)2年)に、神戸沖(こうべおき)に新(あたら)しい空港をつくる計画(けいかく)が発表(はっぴょう)されました。
1997年(平成9年)に神戸空港をつくることがきまりました。そして、1999年(平成11年)から神戸空港島(くうこうじま)(およそ272ヘクタール)をつくるため埋(う)めたて工事(こうじ)がはじまりました。
そして、2006年(平成18年)2月16日に神戸空港が開港(かいこう)しました。
そのご、2018年(平成30年)4月より、民間企業(みんかんきぎょう)の知恵(ちえ)や技術(ぎじゅつ)をいかして神戸空港をさらに活性化(かっせいか)するために関西(かんさい)エアポート神戸(こうべ)株式会社(かぶしきがいしゃ)による運営(うんえい)を開始(かいし)しました。

神戸空港にいくには

神戸空港は、三宮(さんのみや)からは南(みなみ)へおよそ8キロメートルの海(うみ)のうえにあります。三宮からポートライナーにのっておよそ18分(ふん)で神戸空港へいくことができます。

神戸空港 旅客(りょかく)ターミナルビル

旅客ターミナルビルは、1階(かい)が到着(とうちゃく)ロビー、2階が出発(しゅっぱつ)ロビー、3階がレストランになっています。屋上階(おくじょうかい)には飛行機(ひこうき)を間近(まぢか)にみることのできる展望(てんぼう)デッキがあります。
2階にはいろいろなお店(みせ)があって、神戸ならではのお菓子(かし)やたくさんのお土産(みやげ)ものを売(う)っています。
また、お年寄(としよ)りや身体(からだ)の不自由(ふじゆう)な方(かた)をはじめ、だれでも快適(かいてき)に使(つか)えるように、考(かんが)えてつくられています。案内表示(あんないひょうじ)は、日本語(にほんご)・英語(えいご)・中国語(ちゅうごくご)・韓国語(かんこくご)の4つの言葉(ことば)と絵文字(えもじ)で、大きく、見(み)やすい位置(いち)にとりつけられています

神戸空港で働(はたら)く人

神戸空港には、飛行機(ひこうき)が飛(と)ぶための「滑走路(かっそうろ)」が1本(ぽん)(長(なが)さ2,500メートル・幅(はば)60メートル)と、安全(あんぜん)に飛べるように案内(あんない)する「管制塔(かんせいとう)」があります。
そのほかにも、飛行機の燃料(ねんりょう)を入(い)れる給油施設(きゅうゆしせつ)や、万(まん)が一(いち)のときのための消防署(しょうぼうしょ)、お客(きゃく)さんのための駐車場(ちゅうしゃじょう)などがあり、およそ1000人(にん)が働(はたら)いています。

関西(かんさい)エアポート神戸(こうべ)株式会社(かぶしきがいしゃ)で働く人たちは、空港(くうこう)の安全(あんぜん)を守(まも)るため、空港の警備(けいび)や消防(しょうぼう)、滑走路(かっそうろ)や照明装置(しょうめいそうち)、旅客(りょかく)ターミナルビルの管理(かんり)をおこなっています。
航空会社(こうくうがいしゃ)で働く人(ひと)たちは、飛行機の整備(せいび)や、お客(きゃく)さんが飛行機を利用(りよう)するための手続(てつづ)きなどの仕事(しごと)をしています。
給油会社(きゅうゆがいしゃ)で働く人たちは、飛行機が飛ぶのに必要(ひつよう)なジェット燃料をタンクに貯(た)めておき、必要に応(おう)じて航空会社(こうくうがいしゃ)に提供(ていきょう)しています。
管制塔で働く人たちは、飛行機に離陸(りりく)や着陸(ちゃくりく)の指示(しじ)をしたり、空港周辺(しゅうへん)の気象情報(きしょうじょうほう)など、飛行機が安全に離着陸(りちゃくりく)するために必要な情報(じょうほう)をパイロットに伝(つた)えたりしています。
旅客ターミナルビルで働く人たちは、お店でお土産(みやげ)を売(う)ったり、レストランで料理(りょうり)をしたり、空港をつかうお客さんにサービスをしています。

神戸空港の就航都市(しゅうこうとし)

2020年(令和(れいわ)2年7月現在(げんざい)、神戸空港は、11のまちと結(むす)ばれています。
札幌(さっぽろ)(新千歳(しんちとせ))、青森(あおもり)、仙台(せんだい)、茨城(いばらき)、東京(とうきょう)(羽田(はねだ))、松本(まつもと)、出雲(いずも)、高知(こうち)、長崎(ながさき)、鹿児島(かごしま)、そして那覇(なは)です。
1日に約(やく)40往復便(おうふくびん)が運航(うんこう)しています。飛行機(ひこうき)にのると、東京までおよそ1時間、札幌と那覇まではおよそ2時間でいくことができます。

神戸空港からは、ANA(全日空(ぜんにっくう))、SKY(スカイマーク)、SNA(ソラシドエア)、ADO(エア・ドゥ)、FDA(フジドリームエアラインズ)という5つの会社(かいしゃ)の飛行機が飛(と)んでいます。一番(いちばん)多(おお)い飛行機のタイプは、ボーイング737で、およそ180人(にん)が乗ることができます。
季節(きせつ)によって少(すこ)しかわりますが、2019年度には1日平均(へいきん)でおよそ8,800人くらいが飛行機を利用(りよう)しています。また、飛行機にのる人以外(いがい)にも、神戸空港にあそびにくる人も多く、観光(かんこう)スポットのひとつになっています。旅客(りょかく)ターミナルビルでは、いろいろなイベントもおこなっています。

神戸空港に止まっている飛行機 神戸空港に止まっている飛行機

就航ネットワーク図令和2年3月29日時点 就航都市図

 

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