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最終更新日:2019年11月1日
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明石海峡大橋あかしかいきょうおおはしは、垂水区たるみく舞子町まいこちょうと淡路島あわじしまの淡路市あわじしの間あいだにかけられた、世界一せかいいちのつり橋ばしです。1998年ねん(平成へいせい10年)4月5日に完成かんせいしました。
橋を支ささえている主塔しゅとうと主塔の間の長ながさは、世界一長い1991メートルです。
全部ぜんぶの長さは3911メートルで、車くるまだけが通とおることのできる橋です。
そして塔の高たかさは、海面かいめんから300メートル近ちかくもあります。
東京とうきょうタワーよりも少すこし低ひくいだけの高さですが、かなり大おおきな台風たいふうがきても大丈夫なようにつくられています。
また、明石海峡は国際的こくさいてきな航路こうろなので、日本にほんの船以外ふねいがいにも、外国がいこくの船もたくさん通ります。そのため、橋げたの下したは、世界最大級さいだいきゅうの船でも通れるように設計せっけいされています。
明石海峡大橋がかけられたことによって、神戸市の西にし区から、徳島県鳴門市とくしまけんなるとしまでが道路どうろで結むすばれ、たくさんの人ひとや物ものが、神戸と四国しこくの間を行いき来きできるようになりました。
神戸港こうべこうの中心部ちゅうしんぶにある人工島じんこうじまのポートアイランドと、神戸の街まちの中心部とを結んでいるのが神戸大橋です。
1970年(昭和45年)に完成しました。
日本ではじめての、ダブルデッキ(=2階建かいだてになっている道路)の橋で、上うえは北きた(山側やまがわ)行き、下は南みなみ(海側)行きの道路になっています。上の道路のすぐ横よこには、同おなじような橋が並ならんでかけられていて、ポートライナー(ポートアイランド線せん)が走はしっています。
下の車道しゃどうの両側りょうがわには、3メートルの幅はばの歩道があり、歩いてポートアイランドへ渡わたることもできます。
神戸大橋のかかっているところは、船の行き来の多おおいところです。
橋の下を通る船の安全のために、橋脚きょうきゃく(=橋を支えるところ)を海の中なかにつくらずに、橋げたを渡しています。
まっ赤かな神戸大橋は、その姿すがたが美うつくしいので神戸を代表だいひょうする景色けしきのひとつになっていて、観光かんこうポスターや絵えはがきによく使われています。
六甲ろっこう大橋は、六甲アイランドと住吉浜すみよしはまとを結ぶ橋です。
1976年(昭和51年)に完成しました。
2本ほんの柱はしらから出でているロープで、橋げたを引ひっぱりあげているような仕組しくみです。
神戸大橋と同おなじダブルデッキ(=2階建てになっている道路)の橋です。
六甲山を背せにして、ハープのような美しい姿をしています。
上は北(山側)行き、下は南(海側)行きの道路で、下側の道路の、ほぼ同じ高さのところに並んで、六甲ライナー(六甲アイランド線)が走っています。
また車道の両側には、4メートルの歩道があります。
第だい2の海上都市かいじょうとし六甲アイランドへの、主おもに生活せいかつのための道路として使われています。