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最終更新日:2019年11月1日
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東海道本線(とうかいどうほんせん)はJR東京駅(とうきょうえき)から静岡(しずおか)、名古屋(なごや)、大阪(おおさか)などを通(とお)って神戸駅まで繋(つな)がっている、全長(ぜんちょう)589.5キロメートルの路線(ろせん)です。
1872年(ねん)10月14日に鉄道開業(てつどうかいぎょう)のセレモニーが新橋駅(しんばしえき)で催(もよお)され、明治天皇(めいじてんのう)の乗(の)るおめし列車(れっしゃ)が横浜(よこはま)まで走(はし)りました。10月14日は鉄道(てつどう)の日として各地(かくち)でイベントが催(もよお)されています。
東京の次(つぎ)に、日本(にほん)で2番目(ばんめ)の鉄道として、1874年(明治(めいじ)7年)5月11日に神戸と大阪(おおさか)の間(あいだ)が開通(かいつう)しました。
そして、1889年(明治22年)の7月には東海道本線が全線(ぜんせん)開通し、新橋(しんばし)から神戸の間を鉄道が走(はし)ることになりました。
JR神戸駅は、東海道本線の終点(しゅうてん)です。ここから西(にし)は山陽(さんよう)本線になります。
JR神戸駅の6番線のホームの脇(わき)には、山陽本線のはじまりであることを示(しめ)す、「0キロポスト」という柱(はしら)がたてられています。
山陽本線(さんようほんせん)は東海道本線(とうかいどうほんせん)の延長(えんちょう)路線(ろせん)です。JR神戸駅(こうべえき)から岡山(おかやま)、広島(ひろしま)、下関(しものせき)を通(とお)り、北九州(きたきゅうしゅう)の門司(もじ)までの、全長(ぜんちょう)518.2キロメートルを走(はし)っています。
1972年(昭和(しょうわ)47年)に新大阪(しんおおさか)から岡山(おかやま)までの路線(ろせん)が開通(かいつう)しました。
ついで、1975年(昭和50年)には岡山から博多(はかた)までの路線が開業(かいぎょう)したことで、新大阪から博多までの山陽新幹線は完成(かんせい)しました。
これにより、すでに完成していた東京(とうきょう)から新大阪までの東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)の514.4キロメートルとあわせて、東京から博多までの1069.1キロメートルが新(あたら)しく繋(つな)がりました。
兵庫県(ひょうごけん)には、新神戸(しんこうべ)、西明石(にしあかし)、姫路(ひめじ)、相生(あいおい)の4つの駅(えき)があります。
山陽新幹線は時速(じそく)約(やく)300キロメートルのスピードをほこり、世界(せかい)の高速鉄道輸送(こうそくてつどうゆそう)のさきがけとなりました。なお、新幹線の運転手(うんてんしゅ)になるには、鉄道の知識(ちしき)だけでなく、算数(さんすう)、国語(こくご)、理科(りか)などの知識が必要(ひつよう)です。