最終更新日:2024年11月12日
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神戸市内の特定給食施設では、利用者の健康維持・増進につながるよう栄養管理された食事を提供するために、さまざまな取り組みが行われています。本事業は、なかでも特に優良な施設を「神戸市優良特定給食施設」として表彰し、その取り組みを紹介することで、他の施設でもさらに取り組みが広がることを目的として実施しています。
神戸市内の特定給食施設のうち、原則として事業所(病院の職員食堂を含む)、寄宿舎・寮、一般給食センター、大学
山崎製パン株式会社 神戸工場 従業員食堂様
対象者:約350人
食数:昼食 約130食
提供形態:定食+カフェテリア方式
定期健康診断や食に関するアンケート等から、利用者の健康課題や食習慣の傾向について、積極的な把握に努めています。
課題を分析し「肥満者を1割減らす」と目標を設定しています。
課題改善を図るための取り組みとして、食堂で健康メニューを提供したり、利用者の健康意識を上げるイベントを積極的に開催しています。また、健康イベントや若手社員に向けた健康教育、看護師による生活・食事指導など社員の健康意識をあげる取り組みにも力を入れています。看護師による生活指導では、食堂メニューを使用し食事を選ぶ際のポイントなどを指導しており、食堂と健康管理部門が連携した取り組みを行っています。
イベント参加者数や健診結果から取り組みについての評価をしています。
減塩味噌を使用した味噌汁が選択できます。毎日提供しており、気軽に喫食者が減塩を実施できる取り組みとなっています。
労働衛生週間には、ご飯の量とそのエネルギー量を測定するイベントを食堂で開催しています。喫食者が自分でご飯を盛り付け、専用の測りに乗せてみることで、その重量とエネルギー量を知ることができます。自分がいつも食べている量が気軽に知れる良い機会となり、利用者の健康意識の上昇につながっています。