最終更新日:2024年2月13日
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神戸を見渡せる歴史と伝統のある聖地の摩耶山上から、亡くなられた方への感謝の思いをもって開催された「摩耶の送り火」。そのなかで約40分にわたり灘区連合婦人会の皆さまによる盆踊りが行われました。当日は少し風があり市街地に比べると過ごしやすい気候でした。
婦人会の方に誘われ区の職員も盆踊りに参加することになり、私も以前に区役所に勤務していた時以来の15年ぶりの盆踊りに参加しました。思ったように手足が動かず汗をかきながら悪戦苦闘してしまいました。途中でリタイヤしましたが、紙製の灯篭を頭にかぶり周囲の風景に溶け込み、流れるように踊られる婦人会の皆さまの姿を見て楽しむことができました。
婦人会の皆さまの踊りが終わるのを待っていたかのように雨が降り出したため室内に移りました。摩耶山観光文化協会の活動でも活躍されている天上寺の副貫主からは、「各地の精霊送りの状況にも思いを馳せて『摩耶山の送り火』を開催しておりますが、いずれは京都の送り火に並ぶように発展させていきたい」との思いをお伺いすることができました。
今回は、「摩耶山でのお盆」を体験させていただきました。「摩耶山の魅力」は、これから秋にかけても地域の方々が関わったイベントが続きます。多くの方に市街地から少しだけ足を延ばして摩耶山の自然と歴史に触れていただければと思います。
今後の摩耶山関係イベント