特定非営利活動法人「輝・摩耶」の活動を見学しました（令和5年3月15日）

摩耶地域福祉センターで行われている特定非営利活動法人「輝・摩耶」の活動を見学させていただきました。
この活動は介護予防の事業として行われており、毎週木曜日に30名近いシニア世代の皆さまが参加されています。毎回10時から始まり手作りの昼食をはさんで15時頃までの活動となっています。今回は午前中の活動にお伺いしました。

参加者の皆さまと一緒に約30分いくつかの運動に参加させていただきましたが、思っていたよりも難しく少し戸惑いました。例えば、椅子に座って足踏みしながら1から順番に数字を数え、これにあわせて3の倍数なら右手、5の倍数なら左手をあげるという動作を同時に行うことで複合的な動作になります。手と足と数を数える口を一度に正しく動かさないといけません。私自身は皆さまに追いつくのがやっとという感じでした。そのほかにもホワイトボードや手元の小さな鳴り物の楽器を使うなど椅子に座ったままでも簡単にできるように工夫された運動を行いました。私の方は上着を脱ぐほど暑くなってきましたが、参加者の皆様は、涼しい顔で表情豊かでにこやかに楽しそうに運動されていました。

参加者の方にこれまでの活動のどのような点が楽しかったかお声がけをしましたが、活動のすべてというお答えをいただきました。参加されている皆さまの明るい笑顔が大変印象的でした。主催者の小野理事長（灘区連合婦人会長・摩耶婦人会長）に活動についてお話を伺いましたが、年間通じてほとんど同じ参加者の方が欠かさず出席されているということでした。スタッフとして参画されている婦人会の方々もやりがいを感じながら関わっておられるということでした。

婦人会の方々は、消費者問題、環境美化、防災、選挙啓発、募金活動など様々な分野にわたり勉強し活動されています。特に灘区の婦人会の皆さまは摩耶山を守ろう会、灘・夢ナリエなどにも参画しご尽力していただいています。私も、婦人会の皆さまと様々な場面でお会いする機会が多いのですが、今回は、婦人会としてではなく、初めて灘区の婦人会の方々が設立されたNPO（特定非営利活動法人）の活動を見学させていただきました。改めて婦人会の皆さまが地域のために貢献しようとされている「強い思い」を感じました。

婦人会の皆さまをはじめ地域社会に根ざした活動をされている団体が持続的に発展されるように区役所としても頑張っていきたいと思います。

なお、4月1日（土曜日）には婦人会の皆さまも参加される「なだ桜まつり」が都賀川公園・灘区民ホールで開催されます。また、4月16日（日曜日）には灘区連合婦人会恒例の「民踊春まつり」が灘区民ホールで行われることになっています。あたたかい春の日差しのなかで灘区の恒例行事が開催されますので、ぜひ足を運んでいいただければ幸いです。