最終更新日:2022年10月11日
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先日、第25回灘区コーラスフェスティバルが灘区民ホールにて3年ぶりに開催されました。当日は、7つのコーラス団体の美声をじっくり聞かせていただき、有意義な時間を過ごさせていただきました。
しかし、ここ2、3年はコロナ禍になってしまい、各コーラス団体とも練習や各種大会出場の機会の確保などに苦労されたと思います。このフェスティバルもここ2年間開催できませんでした。
第1回当時中学生だった人は、今40歳代になろうとしています。長い間、各コーラス団体が活躍し続け、そしてフェスティバルの開催に協力していただいていることは有難いことです。また、灘区において「コーラス文化」が根付いていることは誇らしいことだと思っています。
灘区では、全国レベルで評価されているコーラス団体が中学校、高校、大学、社会人という各世代において活躍し続けています。
阪神淡路大震災の被害が残っている平成10年に、こうした団体が一堂に集まり、コーラスの素晴らしさで区民の皆さまを元気づけようと第1回コーラスフェスティバルが開催されました。ちょうどJR六甲道駅周辺の再開発事業が着手された頃でもあり、このフェスティバルは、灘区の復興とともに四半世紀の長きに渡り歩んできたものと言えます。
今年度無事開催することができましたのも、実行委員会の方々のご尽力やそれらを支えてくださった兵庫県合唱連盟の方々のおかげだと思っております。厚くお礼申し上げます。
区民の皆さまにも、このようなコーラス団体の活躍を通じて関心を持ち、将来コーラス団体で活動されたり、応援してくださるなどして、より一層灘区における「コーラス文化」が広がっていくことを願っています。
フェスティバル開催の直前に関西合唱コンクールが行われましたが、神戸高校が理事長賞を受賞し全国大会に出場されることになりました。おめでとうございます!