最終更新日:2023年3月28日
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灘区連合婦人会の研修会に参加しました。
婦人会の方々が市民生活に関連した10テーマ(地域福祉、情報、消費者問題、美緑花、手芸、女性問題、救命救急、スポーツ、環境問題、地域防災)ごとに設けられたグループ(実行委員会)に分かれてこの1年間で約10回にわたり勉強されてきました。今回の研修会は、婦人会活動を支えている中堅幹部の方々がこの1年間の勉強の成果を発表されるというものでした。
発表者の方は、勉強されてきたことの中から他の参加者の方が興味を持っていることや実際の生活に役立つようなことに焦点をあてて説明をされていました。生物多様性から認知症の対策、財産管理に関する制度といったお話や婦人神戸の制作の裏側といった身近な話題もありました。また、日常生活に役立つ相手にわかりやすい話し方、骨盤を意識した座り方といったことのほか園芸や手芸の楽しさなどについても数分程度の短い発表時間のなかで聞き手に理解してもらえるように工夫を凝らして説明されているのがよくわかりました。
いずれの発表も大変いい内容でした。その中でも、救命措置のポイントと住宅火災の原因と予防について取り上げられていた発表は特に印象に残りました。私が2022年(令和4年)3月まで3年間消防局に配属されていたこともあり、救急車の適切な利用が大事であることのほか住宅火災における高齢者の死傷者が多いこと、そして出火原因とその注意事項などについても触れていただいたことは非常にうれしく思いました。
今回の研修会に参加させていただき、婦人会の方々が、長年、地域のコミュニティ活動を下支えしてくださっていることができるのは、こうした「委員会」での勉強の裏打ちがあるからだと改めて感じました。
灘区連合婦人会としては、この研修会が2022年度(令和4年度)最後の活動と伺っています。もうすぐ2023年度(令和5年度)になりますが、誰もが住みやすい灘区のまちづくりのために引き続きご協力をお願いします。